
読書と新茶。暮らしに取り入れる、余白の時間
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最近、何かに夢中になれる時間はありましたか?たとえば読書の時間は、想像力も広がって、没入する幸せをくれるもの。隣にお茶をセットすれば、本と向き合う環境がぐっと整います。これからの季節は、旬の新茶がぴったりです。
読書とお茶。この心地よい組み合わせを味方にして「わたし時間」を深めていきませんか?記事の後半では、新茶の美味しい味わい方もご紹介していきますので、ぜひ最後までご覧ください。
読書とお茶は相性抜群
本がある空間には、お茶が近くにあります。
喫茶店やカフェでは雑誌やエッセイ、書店でも文具や小物と同じように、ときどきお茶が並んでいることがあります。図書館では、飲食はNGとしているところがほとんどですが、館内にカフェが併設されていることも多いですよね。
ちなみに筆者は、購入前の本を持ち込んで読める「BOOK CAFE」の仕組みに感動したことがあります。もちろん丁寧な取り扱いが前提ですが、リラックスした環境のなかで、本をじっくりと選べるのが魅力的です。
読書とお茶は、静かな時間を楽しむ定番。
そんな深い関係性が、自然と根づいているのかもしれません。
本に触れる日、触れない日
いつもなら夢中になって読んでいたのに「今は、読書から距離を置きたい」と感じた経験はありませんか。
心のざわつきや環境の変化によって、本から自然と離れてしまう瞬間は、誰にでもあることでしょう。他の悩みが頭から離れなかったり、1人で落ち着いて過ごせる時間がなかったりすると、活字はなかなか頭に入ってきません。
本に触れない気分のときは、無理に読もうとする必要はありません。
雑誌やブログを眺めるだけでも、立派な「読む」時間になります。
どんなかたちであれ、どれも自分らしい時間として、大切にしていきましょう。
一杯の新茶がくれる、読書スイッチ
少し読書のモチベーションが下がった日にも、読みたくなるきっかけをくれるのは、やっぱりお茶。
なんのお茶にしようか迷ったとき、そっと差し伸べたくなるのは「新茶」です。
今だけの旬の香りと、まろやかな風味が、気持ちを読書へと導いてくれます。
緑茶には「テアニン」というリラックス成分が含まれていますが、新茶には、このテアニンが、特に豊富に含まれているのです。さらに、テアニンを摂取することで「脳波(脳から出る電気信号)」の1つである「α波」が発生することも明らかになっています。
α波とは、リラックスと集中力をもたらす脳波として知られています。まさに新茶は、読書モードに切り替えるのにぴったりのお茶と言えるでしょう。
新茶をより美味しく味わうなら?
新茶をより美味しく味わうためには、ちょっとしたひと手間をかけましょう。
もちろん、ティーバッグでも美味しく飲めるよう工夫されていますが、やはり急須やドリップバッグの方が茶葉が広がるため、お茶の旨味を最大限に抽出できます。
お湯の温度は苦みを抑えるために、高温になりすぎない「70度〜80度前後」をおすすめします。また、見落としがちですが、開封後は賞味期限にかかわらず、香りが豊かなうちに飲みきるのがよいでしょう。目安としては、1カ月程度と言われています。
フレッシュな香りをたっぷり感じながら、わたし時間を安らぎのひとときにしていきましょう。
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まとめ
本のある空間には、お茶がそっと寄り添っています。喫茶店や書店、図書館のカフェスペースなど、お茶と本が同居する場所は、意外と多いものです。なかにはBOOK CAFEと呼ばれる、購入前の本を持ち込んで読めるカフェもあります。
ときにお茶は、読書のスイッチを入れてくれることもあるでしょう。なかでも今が旬の新茶は、リラックス成分であるテアニンを豊富に含んでおり、読書に最適なお供です。
より美味しく味わうなら、茶葉が広がりやすい急須やドリップバッグで抽出してみましょう。
丁寧にお茶をいれる時間は、心のざわつきをそっとほどいてくれることもあるかもしれません。次のお休みこそは、新茶を片手に、気になっていたあの1冊を読んでみてはいかがでしょうか?