心豊かに暮らす『温活ルーティン』
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心豊かに暮らす『温活ルーティン』
体にこたえるような寒さが続き、体調管理の難しさにお悩みの方も多いのではないでしょうか?
風邪をひきやすくなるのはもちろんのこと、冷え性のもととなったり、自律神経が乱れてストレスを感じやすくなったりしますよね。
そんな季節におすすめしたいのが、温活です。
温活とは、冷えを断ち切り、体を温めて健康を維持するための活動のこと。
これからご紹介する「温活ルーティン」は、どなたでも取り入れやすい行動ばかりですので、ぜひ実践してみてくださいね。
今さら聞けない?温活のメリット
1.免疫力がアップする
体温が上がると、その分血液の循環もよくなります。
血液が循環されることによって、必要な栄養素はスムーズに行き届き、不要な老廃物は排出されるので、結果的に免疫力アップに繋がるのですね。
「平熱が高い方がよい」と言われているのも、このためです。
2.疲労回復しやすい
人は、疲労因子「FF(ファティーグ・ファクター)」が溜まると、疲れを感じやすくなると言われています。
この疲労因子に対抗できるのは「FR(ファティーグ・リカバー・ファクター)」と呼ばれる疲労回復因子です。
入浴などの温活をすると「FR」を増やすことができ、疲れが取れやすくなりますよ。
3.リラックスできる
体が温まると、緊張が解きほぐされ、副交感神経が優位になるのでリラックスできます。
日中の活動には「交感神経」が欠かせませんが、いつまでもアクセル全開でいては、体がもちません。
温活を取り入れることで、自然と休憩モードに切り替えることができます。
手軽にできる!温活ルーティン
朝のルーティン
朝一番に取り入れてほしいルーティンは、白湯を飲むことです。
健康的な飲み物は、他にも数多くありますが、何も加えられていないシンプルな白湯であれば、目覚めたての胃腸にも負担がかかりません。
電気ケトルで沸かすのもよいですが、よりまろやかさを追及したい方は、鉄製のやかんで沸騰させて飲むことをオススメします。
また、起床直後は、ガラス越しでもよいのでお日様の光を浴び、体内時計を整えることも忘れないでください。
自律神経をスムーズに切り替え、1日の始まりをすっきりとスタートできます。
昼のルーティン
ホッカイロやマフラーなどのあったかグッズは、意識的に取り入れましょう。
特に、たくさんの動脈の通り道である首元を保温させると、全身に血が巡り、体を温めやすくなるため効果的です。
できれば服装は、ハイネックタイプを着用するのがよいでしょう。
昼食には、スープジャーを取り入れてみてはいかがでしょうか?
昨晩の残りでもよいですし、少しの味噌と顆粒だしさえあれば、即席のお味噌汁も作れますよ。
筆者のパートナーも、今季から会社に持参していますが「持ち運びが楽で、何より温かい状態で食べられるのがうれしい」と話しています。
夜のルーティン
昼間の忙しさがひと段落する夜の時間は、体を存分にリラックスさせてください。
できるだけ湯船に浸かり、芯まで温めましょう。
お気に入りの入浴剤を準備しておくと、お風呂掃除や入浴のモチベーションも高まりそうです。
40度を超えないぬるめのお湯で、30分ほど時間をかけて入浴するのがよいとされています。
どうしてもシャワーだけになる場合は、事前に浴室に暖房をかけたり、おけにお湯を溜めて足を温めたりといった工夫をしましょう。
また、湯冷めを防ぐために、入浴してから1時間後には就寝するのがベストです。
お茶も体を温めてくれる
先に、朝一番の飲み物として白湯をご紹介しましたが、お茶も体を温めてくれます。
なかでも温活向きなのが「プーアール茶」や「ほうじ茶」です。
「発酵」する過程を踏んでいるプーアール茶は、東洋医学の観点では「温性(体を温める)」に分類されます。
また、一方のほうじ茶は不発酵茶ですが、茶葉を高温で焙煎して作られることから、温性や平性(温冷どちらにも偏らない)にあたるとされています。
実際「ピラジン」と呼ばれる血行をよくする成分も含まれていますよね。
関連記事:【知ればトリコになる】ほうじ茶マニアへの道
現在YOGŪでは「呼吸」という日本版のプーアール茶を販売していますので、1日のルーティンに追加してみてはいかがでしょうか?
呼吸|黒茶 - 知覧茶専門店 YOGŪ
※2024年12月18日現在、ほうじ茶は品切れ中です。
まとめ
温活は、体と心をバランスよく保つために欠かせない健康習慣です。
風邪や疲れに負けない体と、リラックス上手なメンタルを手に入れましょう。
とはいえ、ルーティンを始めから全てこなそうとすると、負担に感じてしまうかもしれません。
「今日は白湯が飲めた」「久しぶりに湯船に浸かれた」というように、今日できたことを自分で褒めながら実践するのがよいですね。
プーアール茶やほうじ茶など、お気に入りのお茶で一息つく時間も大切に、この冬も心豊かに過ごしましょう。