「一番茶」と「二番茶」って何?

「一番茶」と「二番茶」って何?

お茶には一番茶、二番茶、三番茶・四・秋冬番茶と呼ばれるお茶があります。

 

鹿児島のお茶って?

産地である鹿児島県南九州市の茶畑の景色です。

鹿児島のお茶栽培は、南は徳之島から種子島、屋久島、そして鹿児島県本土はさつま町、出水までと、南北に長い地理的特徴を活かした産地が特徴です。

4月上旬の新茶にはじまり、8月中旬ごろまでの四番茶まで収穫し続けることができます。知覧茶・ひおき茶・有明茶・曽於茶・霧島茶・大根占茶などなど。

同じ県内でも茶園の立地条件により、実際の摘採日は前後します。

 

二番茶とは?

茶畑の写真です。

お茶は、年間最大で4回位まで同じ樹から収穫する事ができます。三番茶をとると翌年の一番茶の味が劣る場合があるので、三番茶を収穫しない場合もあります。

一番茶は、その年の最初に生育した新芽を摘み採ってつくったお茶のことで、「新茶」と呼ばれることもあります。その後、摘み採った順番で、「二番茶」「三番茶」…と呼ばれます。

二番茶は一番茶よりもカフェインやカテキンが多く含まれているため、苦みの強いお茶を味わうことができます。

もし淹れたお茶を一煎二煎じゃなく、「一番茶、二番茶」と呼んでいる人がいたら教えてくださいね。

 

栄養価について

湯呑みと急須の画像です。

一般的には摘まれた時期が早いほど栄養価・品質が高く美味しいと言われています。二番茶は、一番茶の収穫後に成長した新芽を使って作られるお茶で、日照時間が長い時期に育つことから多くのカテキンを含んでいます。

苦みを感じる人もいますが、抗菌効果や生活習慣の予防に役立つとされています。

 

品質・価格はどう?

生葉の画像です。

二番茶は、一番茶とは異なる品質や価格で販売されます。廉価な茶葉として利用される場合もありますが、ペットボトルの原料としても活用され、生産者の収入を支える重要なお茶となっています。

パッケージには一番茶・二番茶と書かれていないので、買う時期や値段などを参考にしてみてください。お茶の専門店であればお店の人に聞いてみるといいですね。

 

まとめ

一番茶は、テアニンによる旨味や甘味と、若葉独特のさわやかな香りが特徴なのに対し、二番茶はカテキンが豊富で苦味や渋味を感じやすいお茶です。カテキンには抗酸化作用があり、生活習慣病予防に役立ちます。

一番茶と二番茶を飲み比べて、違いを感じるのも良いかもしれませんね!

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