お茶に関する検定・資格があるみたい 学びの秋にもいかが?
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早速お茶に関する検定・資格を詳しくご紹介していきますので、これを機にチャレンジしてみませんか?
お茶に関する検定
1.「日本茶検定」は、インターネットから手軽に受検可能
(具体的な申込・実施期間については、公式サイトをご確認ください)
試験の内容は、公式テキストから全部で100問が出題され、60点以上が合格とされます。
さらに得点に応じて、1級〜3級に等級分けされ、合格証が発行されます。
公式テキストが税込2,530円、受検料が税込3,300円と、コスト面でも始めやすいですよね!
2.「日本茶アドバイザー」は取得方法いろいろ
- スクールに通って受講し、スクール最終日に「修了試験」を受ける。
- 通信教育を受講し「認定試験」を受ける。
- 日本茶インストラクターの試験修了後に、日本茶アドバイザーの資格申請を行う。
※2024年の試験実施場所:札幌、東京、静岡、名古屋、京都、福岡、鹿児島の7か所。
受験方法によってかかる費用は変動しますので、詳しくは公式ホームページをご覧ください。
3.「日本茶インストラクター」は上級者向けみたい
さらに難易度が高い「日本茶インストラクター」を取得するためには、通信講座を受講し、認定試験を受けることが基本とされています。
受験資格の20歳以上であれば、通信講座を必ずしも受ける必要はないとされていますが、効率的な試験対策のためにも、受講を積極的に検討しましょう。
通信講座は税込79,750円、受験料は税込22,000円がかかり、費用はややお高めです。
そんな日本茶インストラクターの合格率は、平均25〜35%と、狭き門となっています。
※2024年の試験受付期間は、9月1日〜30日となっています。
どんな人にオススメ?
「お茶が好き」という情熱がある人にこそ、ぜひオススメしたいです。初心者やお試しのスタンスであれば、まずは「日本茶検定」を受検してみましょう。
日本茶アドバイザーや日本茶インストラクターは、職種に直結する人こそ、持っていて損はありませんし、自信に繋がるはずです。
例えば、筆者が以前取材した日本茶カフェのオーナーさんも、開業を機に資格を取得したとお話していました。
ちなみに公式によると、日本茶インストラクター受験者の都道府県別傾向としては、「静岡県」が最も多い傾向にありますが、YOGŪのお茶の生産地である「鹿児島県」も、トップ10に入っています。
実際に『日本茶検定』を受検してみた
❏受検したきっかけ
筆者は今年(2024年)の7月に、日本茶検定を受検しました。
YOGŪの記事発信をするようになって間もない頃に、この検定の存在を知り、ゆるっとした軽い気持ちで受検を決めました。
❏テキストを使った感想
筆者の住んでいる宮城県内では、なかなかテキストが書店で取り扱っておらず、通販で購入する必要がありました。
購入までのハードルが少し高く感じましたが、テキストが手元に届いてしまえば、サクサクと学習を始めることができました。
1冊で完結していることも、あちこち参照することなく、お手軽でしたよ。
筆者の場合は、毎日一定の学習時間を確保することは難しかったため、テキストの見出しの問いかけ(例:“茶はいつから飲まれている?”)に答えられるようにするという、最低限の目標を立てました。
テキスト自体は分かりやすいものでしたが、もし過去問集が提供されれば、受検者も、出題の傾向が把握しやすくなり、より安心して受検に臨めるかもしれませんね。
❏受検した結果
結果としては、無事に合格することができました。
ありのままお伝えすると、目標の等級には、残念ながら数点及ばずだったことが心残りです。
しかし、日本茶の美味しさ、健康によいとされるワケが言語化できるようになり、学んで得た知識が繋がる喜びを感じられるようになりました。
日本茶検定には年齢制限がないので、学生さんがチャレンジするのも大いにありですね!
まとめ
お茶に関する検定・資格取得に向けて、今年の秋から動き始めてみませんか?
「日本茶検定」は、インターネット環境さえあれば、どなたでも手軽に受検することができます。
初級資格の「日本茶アドバイザー」の取得方法は3パターンありますので、自分に合った方法を選べます。
より難易度が高い「日本茶インストラクター」は、合格率が平均25〜35%という狭き門ですが、得られる知識は大きく、カフェの開業や日本茶教室の開催などに活用したい方に適しています。
大人になり、学ぶ分野を自由に選択できるようになったからこそ、興味を持ったことには、とことんチャレンジしてみるのも素敵ですね。