自然を感じる癒しの夏休みを。心と体がととのう「1/fゆらぎ」体験8選【シングルライフを楽しむ人向け】
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自然を感じる癒しの夏休みを。心と体がととのう「1/fゆらぎ」体験8選【シングルライフを楽しむ人向け】
2025年もあっという間に半年が経ち、暑い夏がはじまっています。今年の夏休みは、たまった疲れを癒す時間をつくってみませんか?
この記事では、夏の風物詩である風鈴のように「ゆらぎ」を味方につけた癒し体験を8つご紹介していきます。1/fゆらぎというワードが聞き慣れないという人も、安心して読み進めてくださいね。
1/fゆらぎってなに?どうして心と体がととのうの?
1/fゆらぎ(えふぶんのいちゆらぎ)とは、簡単に言うと「予測しきれないゆらぎの現象」のことで、自然界に多く存在します。
例えば、海の動き。静まったかと思いきや、勢いよく海岸に押し寄せてくることもあり、ある程度予測はできても単調ではありません。完全に予測できないからこそ飽きることのない絶妙なリズムが、私たちの心身をととのえてくれます。
このゆらぎの美しさを思わせる表現として、誰もが知る有名な画家ゴッホは、次のように語っています。「人の心は海とよく似ている。嵐があって、潮があって、深さがあって、そして真珠もある。」
この言葉の真意は分かりませんが、人々はいつの時代も1/fゆらぎに癒されてきたのかもしれません。そして私たちの心もまた、海のようにゆらぎ続けているのだと気づかされます。
【1/fゆらぎ STEP1】まずは自宅で。身近な癒しを取り入れよう
1.窓ぎわで雨音を聞きながら、読書タイムを楽しむ
雨の日は憂鬱になりがちですが、暗がりで少し閉鎖的に感じやすいからこそ、本の世界に心地よく没入することができます。静かな雨音がBGMとなり、いつの間にか心がほどけていくことを感じるはずですよ。
2.キャンドルのゆらめきを見つめて、何もしない時間を過ごす
キャンドルの温かい灯りを見つめていると自然と心が落ち着き、睡眠もスムーズになりやすいです。さらに副交感神経も優位に働くため、自然とアイデアも思いつきやすいと言われています。好きな香りがするアロマキャンドルであれば、それらの効果も倍になりそうですね。
3.自然音を集めた、自分だけのプレイリストをつくる
自然音を集めたプレイリストをつくるのもおすすめです。動画投稿サービスや音楽ストリーミングサービスで、お気に入りをまとめていきましょう。ちなみに筆者は、自然音とは少し違いますが、とある旅館が掲載している温泉の音がお気に入りです。
4.風鈴をつるして、お茶時間を楽しむ
風鈴は、癒しと「涼」を感じることができます。「風鈴が鳴っている=涼しい」と脳が認識し、とある実験では体の表面温度が下がったという結果が出ています。体を冷やす効果がある「緑茶」と一緒に、夏らしい癒しの時間をお楽しみください。
【1/fゆらぎ STEP2】いつもと違う外へ。ととのう旅に出かけよう
5.ローカル電車に乗り、車窓の眺めやゆれに身をゆだねる
ローカル電車に乗って、静かな車内や普段とは違う景色に身をゆだねてみましょう。がたんごとんという独特なゆれによって、少しずつ気持ちが緩んでいきます。たとえ近場でも新鮮な気づきがあり、身も心もリフレッシュできるのではないでしょうか。
6.一点ものの器を探しに、陶器市に出向く
一点ものの器は、作り手の思いが温かく伝わってきます。焼き加減や絵柄が1つひとつ違うため、自分の感性で選ぶ楽しみがあり、心に残る出会いとなるでしょう。
7.夜の天文台で、星の瞬きに見とれる
スマホや街明かりから離れ、夏の夜空を見上げてみてはいかがでしょうか。筆者の住む福島県では浄土平(じょうどだいら)が有名なのですが、曜日によってはスタッフさんからお話を聞きながら観察することができます。星の瞬きに圧倒されるうちに、気持ちがすーっと整っていくような感覚を覚えるかもしれません。
8.焚き火を囲むアウトドア体験で、自然を全身で味わう
焚き火は準備に少し手間がかかりますが、炎や薪のはぜる音は、私たちを優しく包み込み、その価値は計り知れません。周囲から聞こえてくる虫の音色や風も加わって、五感で自然を味わえるはずです。大切な誰かと一緒に体験すると、一層特別な時間が流れることでしょう。
まとめ
心地よい1/fゆらぎ体験は、自宅でできる身近なものから始め、慣れてきたら外の世界で体験しましょう。
自然の景色や音には、私たちが思っている以上に大きなパワーがあり、ゆらぎでしか感じることのできない美しさがあります。
この夏が、心を気持ちよくゆらすような、癒しに満ちあふれた時間となりますように。




































































