
今すぐできる『喉のケア』3選 冬の乾燥対策はこれ!
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今すぐできる『喉のケア』3選 冬の乾燥対策はこれ!
乾燥する冬の季節は、体の冷えや肌荒れ、静電気など、さまざまな影響を受けやすくなります。
特に気をつけたいのは体調不良でしょう。
喉の渇きも、粘膜がウイルスをバリアする機能を低下させてしまいます。
今回は、大切な喉の潤いを守るためのケアを3つご紹介しますので、ぜひ実践してみてください。
風邪やインフルエンザにご用心
今シーズンのインフルエンザの患者数は、統計としては過去最多となっています。
大きなピークは過ぎたようですが、引き続き注意する必要があるでしょう。
もし重症化すると「インフルエンザ脳症」などにつながる可能性があるため、小さなお子様は特にお気をつけください。
ウイルスは変異を繰り返しており、完全になくすことは難しいとされています。自分はきっと大丈夫と思い込まず、かかるかもしれないという意識を持って、できるかぎりの対策をしましょう。
手洗いやアルコール消毒なども有効的ですが、ここからは「喉のケア」によって抵抗力を上げ、乾燥を防ぐための方法をお伝えします。
今すぐできる『喉のケア』3選
1.喉にやさしい飲み物を飲む
はちみつや生姜入りの飲み物、そして緑茶をおすすめします。
喉に違和感が出始める前の予防として、日頃から取り入れてみてはいかがでしょうか。
・はちみつ:独特の粘り気が喉の粘膜を守り、はちみつに含まれる「ポリフェノール」によって喉の痛みを緩和することが期待できます。
・生姜:「ジンゲロール」と呼ばれる生姜の辛味成分には、喉の痛みを取り除くだけではなく、咳を抑える作用があると言われています。
・緑茶:誰もが1度は聞いたことがある「カテキン」は、インフルエンザウイルスも含めたウイルスの侵入や体内の増殖を抑える働きをします。
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2.うがいを習慣づける
うがいは、帰宅後はもちろん、乾燥を感じやすい起床直後にも習慣づけましょう。
喉に付着した菌を、体内に侵入する前に洗い流してくれます。
水道水や塩うがいでもよいのですが、「緑茶うがい」も効果的です。
日本一お茶を飲むことで知られる静岡県では、緑茶うがいを推奨している小中学校もあるのだとか。
ある研究では、老人ホーム入所者を対象に、水うがいと緑茶うがいでのインフルエンザの発症率の違いについて調査しました。
その結果、緑茶うがいをしていた人の方が発症率が低下し、迷信ではなく有効性があることが明らかになりました。
3.首周りを温める
首周りを温めるケアは、プロの歌手も実践しているケアの1つです。
首周りの冷えは、咳が出やすくなるばかりか、血行不良や自律神経の乱れの原因となりますので、冬場は温めることに徹した方がよいでしょう。温活としても最適です。
マフラーやハイネックの服があれば、すぐに実践できそうですね。
一方、夏場の暑さ対策としては、首を冷やすことが効果的とされています。
あくまでも冷やしすぎは避け、その季節にあわせて柔軟に対応できるとよいでしょう。
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こんな行動は喉を悪化させるかも?!
大声での会話や歌は、なるべく控えましょう。
とはいえ、全く喋らないのも血液の循環が悪くなるということも知っておきたいものです。
また、喉の不調の際には控えた方がよい飲み物も存在します。
アルコールやカフェイン、炭酸飲料を過剰に摂取しないようご注意ください。
喉によい生姜とはいえ、ジンジャエールとして飲むのはNGです。
意外なことに牛乳も、痰が絡みやすくなる原因となる場合もあるようです。
ただし、もし咳が出ている状態でなければ、喉の粘膜を守る効果が期待できるでしょう。
まとめ
冬の乾燥は、体調不良や肌荒れといった不調を招く要因となります。
うがいを習慣づけ、菌を物理的に洗い流しましょう。
静岡県の小中学校では緑茶うがいを推奨しており、その効果は研究からも実証されています。
マフラーなどを着用して首周りを温めることは、喉を守るだけでなく、温活としてもおすすめです。
喉にやさしい飲み物も、予防として捉えるとお薬になってしまうかもしれません。美味しく喉を労わることに意識を向けて、日々の一服として飲んでみてはいかがでしょうか?