茶農家の息子が語る、休憩のためのお茶の淹れ方
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実家ではお茶を作っています。
子どもの頃から当たり前のように飲んでいましたが、県外に出て気づいたことがあります。
「お茶って、淹れ方で本当に味が変わるんだ。」
同じ茶葉でも、温度や時間が違うだけで、甘みが出たり、香りが立ったり、苦味が強くなったりします。
今日は知覧茶を美味しく飲むためのポイントをご紹介します。
「煎茶の香りと旨味を引き出す淹れ方」
煎茶の風味や香りを最大限に楽しむための3つのポイントをご紹介します。
人それぞれ味や香りの感じ方が違うので、これが正解!というわけではありませんが、押さえておくと良いポイントですので、ぜひご参考に!

【ポイント1:お湯の温度】
よく言われるのですが、お茶は茶葉だけでなく、お湯の温度で味が大きく変わります。
特に沸騰したお湯をそのまま注ぐと、香りよりも苦味が前に出やすくなります。
一方で、お湯の温度を少し下げるだけで、知覧茶らしい甘みや旨味を感じやすくなります。
おすすめは70℃前後。
難しく考えなくても大丈夫です。
沸騰したお湯を一度湯のみに移し、その後急須へ注ぐ。
それだけで自然と適温に近づき、知覧茶らしい甘みや旨味を感じやすくなります。
お茶を淹れる時間は、ほんの数分間。
けれど、その数分間が気持ちを切り替えるきっかけになることもあります。
温度設定付きのポットがあると便利ですが、まずは湯のみをひとつ経由するだけでも十分です。
【ポイント2:お湯と茶葉の量】
次に、お湯と茶葉の量です。
目安としては、1人分につき茶葉3〜5gほど。
ティースプーンに軽く1杯程度と考えるとわかりやすいかもしれません。
お湯の量は100〜200mlほど。
湯のみ1杯分をイメージすると十分です。
お茶は、茶葉が少なすぎると味わいが物足りなくなり、多すぎると濃くなりすぎることがあります。
まずは基本の分量で淹れてみて、少し濃いと感じたらお湯を増やす。物足りなければ茶葉を少し増やしてみる。
そんなふうに自分好みを探していくのも、お茶の楽しみ方のひとつです。
【ポイント3:浸出時間】
最後は浸出時間です。
目安は30〜60秒ほど。
お湯を注いだら、茶葉がゆっくりひらくのを待ちます。
短すぎると味わいが十分に出ず、長すぎると渋みや苦味が強くなりやすくなります。
まずは45秒前後を目安にして、お好みに合わせて調整してみてください。
急須のふたを開けたときに立ちのぼる香りも、お茶の楽しみのひとつです。
時計できっちり測る必要はありません。
香りを感じながら待つ時間も、お茶を味わう時間の一部です。
【+追加ポイント!】

【温かいお茶を飲むメリット】
🍵身体が温まる
温かいお茶を飲むと、体が温まり血行が良くなります。
血行が促進されると、身体の冷えが改善され、体温が上がります。
🍵リラックス効果がある
温かい煎茶を飲むと、リラックス効果が期待できます。
煎茶に含まれるテアニンは、精神を落ち着かせる作用があるためです。テアニンには、ストレスを軽減し、不安を解消する効果もあるとされています。
🍵健康に良い
煎茶に含まれるカテキンには、抗酸化作用や抗菌作用があります。
抗酸化作用には、老化を防ぐ効果があり、抗菌作用には、風邪やインフルエンザなどの感染症を予防する効果があるとされています。カテキンは、茶畑に覆いをする(被覆栽培)玉露や抹茶に比べて、煎茶が多くなります。
まとめ
煎茶を美味しく淹れるポイントは、お湯の温度、茶葉とお湯の量、そして浸出時間です。
まずは基本の淹れ方を試してみて、少しずつ自分好みの味を見つけてみてください。
お茶の正解はひとつではありません。
今日は少し濃いめに。
今日はゆっくり香りを楽しみながら。
その日の気分に合わせて淹れるのも、お茶の楽しみ方のひとつです。
お湯を沸かし、茶葉をひらかせ、香りを感じる。
ほんの数分ですが、その時間が気持ちを整えたり、休憩へ切り替えたりするきっかけになることもあります。
ちょっと身体が冷えたなと感じたら、温かい煎茶を一杯。
身体も心も温まりながら、ゆっくりとした時間をお過ごしください。
まずは一服。
そして最後の一滴まで。
よくある質問
Q. お湯の温度は必ず70℃でなければいけませんか?
70℃はあくまで目安です。少し熱めに淹れると香りが立ち、少し低めにすると甘みを感じやすくなります。まずは試しながら、自分好みを見つけてみてください。
Q. 急須がなくても飲めますか?
お茶用ドリップバッグをご用意しています。手軽に楽しみたい方はこちらもおすすめです。
初心者でも手軽に本格的な煎茶を「ドリップバッグ茶」
Q. 二煎目は飲めますか?
もちろんです。一煎目とは違った味わいを楽しめます。二煎目は少し短めの時間で淹れるのがおすすめです。
Q. 水出しでも美味しいですか?
はい。水出しでも美味しくお楽しみいただけます。冷たい水でゆっくり抽出することで、苦味や渋みが出にくく、まろやかな甘みを感じやすくなります。暑い季節にはもちろん、すっきりとした味わいを楽しみたい時にもおすすめです。
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