水出し茶で始めるヘルシープレジャー|頑張りすぎない夏の健康習慣
堀口 りなこ(Rinako Horiguchi)\この記事をシェア/

毎日暑い。健康のために運動をしようと思っても、食事を整えようと思っても、夏はそれだけで疲れてしまいます。
そんな今、注目されているのが「ヘルシープレジャー」という考え方です。
身近なお茶を取り入れながら、この夏は無理なく、続けられる健康を選んでみませんか。
ヘルシープレジャーって知ってる?

ヘルシープレジャーというライフスタイル
ヘルシープレジャーとは「健康(Healthy)」と「喜び(Pleasure)」を組み合わせた言葉です。「我慢する」のではなく、頑張りすぎず楽しみながら続けるライフスタイルを表しています。
言葉そのものは韓国から広まりましたが、日本でもコロナ禍以降、無理をしすぎず、自分らしく暮らすことを大切にする価値観が、少しずつ広がりをみせています。
頑張りすぎない健康との付き合い方
新しいライフスタイルとして注目されていますが、私はこの「ヘルシープレジャー」という考え方を、単なる流行で終わらせたら少しもったいないと思っています。
「頑張らなきゃ」というプレッシャーではなく、自分のペースで続けられること。そんな健康との付き合い方ができれば、暮らしが今よりさらに豊かになるはずです。
ヘルシープレジャーに「水出し茶」がぴったりな理由

この夏、小さなヘルシープレジャーを始めるなら、お茶屋としておすすめしたいのが「水出し茶」です。
頑張らなくても続けられる
ヘルシープレジャーで大切なのは、頑張ることではなく「無理なく続けられる」こと。
私自身「今日は疲れたな」「暑くて何もしたくないな」と思う日もあります。
そんな日でも冷蔵庫に水出し茶が入っているだけで「とりあえず一杯飲もう」と、自然と手が伸びます。
一から準備するのではなく、ただコップに注ぐだけでいい。その気楽さが、気持ちを少しだけほぐしてくれるような気がします。
忙しい朝も、仕事の合間も、暑さで目が覚めてしまった夜も。
飲もうと思った瞬間に飲めることが、無理なく続けられる理由の1つです。
私の場合は、ポットを複数用意してローテーションしています。「今すぐ作りたいのに、洗っていない」という小さなストレスが減り、自然と続けられるようになりました。

お茶時間の楽しみが広がる
レモンやミントを添えて、その日の気分に合わせて飲み方を変えるのも素敵です。
私が最近挑戦してみたのは、緑茶の炭酸割り。僧侶である塩沼亮潤さんが著書『くらしの塩かげん』でおすすめされていて「これは1度試してみたい!」と思い、つくってみました。
炭酸水と緑茶の割合は2:1で、緑茶は少し濃いめに淹れるのがポイントなのだそう。
実際に飲んでみると、後味に緑茶の旨味がふわっと広がり、大人の夏にぴったりの味わいでした!
「今日はどんなふうに飲もうかな?」そう考えることも、毎日の小さな楽しみになっていきます。
「このアレンジが好き」と思うもよし。「やっぱりノーマルが1番好き」と思うのもよし。水出し茶は、苦味や渋みが出にくく飲みやすいので、そのままでも家族みんなで美味しくいただけます。
お気に入りの飲み方が見つかると、お茶の時間がさらに豊かになっていきそうです。
夏になると、どれくらい飲む?スタッフに聞いてみた

「そうはいっても、1日にどれくらい飲むの?」と気になった方へ。
YOGŪのスタッフに聞いてみると、暮らし方によって消費量はさまざまでした。
あるスタッフの場合
毎日約1.5L。
HARIOのフィルターインボトルを2本使い、水出し煎茶と水出し麦茶を常備しています。
「今日はどっちにする?」と、お子さんに選んでもらうのが定番なんだそう。
仕事では試飲で温かいお茶も飲むため「実際はもっと飲んでいるかもしれません」と話していました。
別のスタッフの場合
水出し煎茶と水出しほうじ茶を常備。
「毎朝水筒2本に入れて持ち歩くため、煎茶だけでも1日に約1.2L飲んでいます」とのこと!
夜に仕込んでおけば、翌日はすぐ飲める。この手軽さが、無理なく続けられる習慣につながっているようです。
私の場合
我が家は約800ml。水出し煎茶かルイボスティーが定番です。
夫が1人暮らしの頃から使っている冷蔵庫なので、収納できるボトルの数に限界があり「もう1本増やしたいのに入らないよ」と、ときどき冷蔵庫戦争が起こります・・・!
こうして比べてみると、飲む量も、作る種類もそれぞれ。正解は1つではなく、自分たちの暮らしに合った楽しみ方を見つけることが、水出し茶を続けるコツなのかもしれません。
ちなみに、スタッフ全員がHARIOの水出しボトルを愛用していました。フィルターインボトル派やカークボトル派など、それぞれお気に入りは違いますが「使いやすさ」は共通の理由のようです。
ヘルシープレジャーな夏の1日
水出し茶を楽しむように、毎日の暮らしのなかに「心地いい」を少しずつ増やしていく。
特別なことではなく、自分に合う方法を無理なく続けること。それが、ヘルシープレジャーなのかもしれません。
ここでは、夏におすすめしたい1日の過ごし方をご紹介します。

朝:体を暑さに慣らす
夏は朝から暑く「もう疲れた・・・」と感じる日もありますよね。
そんな日は、体を少しずつ暑さに慣らしていく「暑熱順化(しゃねつじゅんか)」も意識するのがおすすめです。
私の夫は休日になると朝からジムへ。一方で私は、ジムだと周りと比べて疲れてしまうので、朝は猫たちと階段を上り下りし、夜寝る前に近所をのんびり散歩したりしています。
同じ「体を動かす」でも、自分に合う方法は人それぞれ。
「運動しなきゃ」ではなく「これなら続けられそう」と思えるものを選ぶことも、ヘルシープレジャーらしい考え方といえるでしょう。

昼:自分をご機嫌にする
仕事や学校、買い物など、外に出る時間は暑さとの戦い。
だから私は「完璧」よりも「ご機嫌でいること」を意識しています。
お気に入りの日傘や水出し茶を入れた水筒など「これがあるから大丈夫」と思えるものが1つあるだけで、不思議と気分もあがります。
一杯のお茶を飲むことで、忙しい時間のなかにも小さな区切りが生まれ、気持ちをリセットするきっかけになっています。
お昼ごはんも、毎日きちんと整えようとしすぎなくてもよいのかもしれません。
私のお気に入りは、実家からもらった大葉を添えた冷奴。
YOGŪのスタッフも「食事に気を配れない日でも、毎日お茶を飲むことが安心材料になっている」と話していました。

夜:肩の力を抜くとき
昼間は頑張っていても、夜くらいは肩の力を抜きたいもの。
私は、氷を入れた冷たいお茶を飲みながら、カランと鳴る音を聞くとホッとします。
あえて自家製ではなく、市販の氷を買っています。透明な氷を眺めながら飲む一杯は、それだけで少し特別なひとときになります。
お風呂の時間も「絶対に湯船につかる!」とは決めず、シャワーで済ませる日もあれば、温泉に出向いてぬるめのお湯にゆっくりつかる日も。
「今日はこれでいい。」
そんなふうに、その日の体調や気分に合わせて選ぶことも、大切なセルフケアなのだと思います。
YOGŪのコンセプトとも重なる考え方
水出し茶を通して改めて感じたのは、健康は頑張るものではなく「無理なく続けていくもの」だということでした。
実はYOGŪのコンセプトである「休憩するきっかけをつくる」も、まさにそんな想いから生まれています。
「もっと自分らしく過ごしてほしい」「ホッとできる時間も大切にしてほしい」
ヘルシープレジャーという言葉を知った今、私たちが大切にしてきた考え方と共通する部分があることを実感しています。
小さな心地よさが、夏の毎日を変えていく

「健康のために何かを我慢する」のではなく、日常のなかに「喜び」を見つけながら自分を整えていくヘルシープレジャー。
この夏から暮らしに取り入れてみたいのが、水出し茶です。
水出し茶は、健康食品でも、特別な習慣でもありません。
冷蔵庫に1本入っているだけで自然と手が伸びる、暮らしにそっと寄り添ってくれる存在です。
「今日もこの一杯が美味しいな」と感じられる時間。
頑張りすぎなくても、毎日の習慣のなかで自分の体をいたわれているという安心感。
そんな小さな心地よさを積み重ねていくことが、暑い夏を前向きに過ごす力になっていくのかもしれません。
関連記事:冷茶と水出し緑茶は同じ?違うの?
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