お茶と私と、おにぎりと愛猫。
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お茶と私と、おにぎりと愛猫。
最近では、日本茶だけではなく「おにぎり」も、海外から注目を集めています。
誰もが知るコンビニの定番商品でもありますが、昨今の値上がりの影響で、以前より少しリッチな存在になっていますよね。
それでもおにぎりの需要は高く、売り上げは好調であり続けているのだとか。
本記事では、国内外を問わず人気を誇るおにぎりの魅力を深堀りしていきますので、ぜひご覧ください。
人気の定番具材
大手コンビニ3社のおにぎりの売れ筋をまとめた調査によると「ツナマヨネーズ」と「鮭」が、トップ2に入る結果となっています。
この2種は、海外の人からも圧倒的な支持を集めているそうで、グローバルな人気を誇っていると言えるでしょう。
一方、国内では「梅」もやはり定評ですが、海外の人の好みは分かれがちです。
そもそも食の感覚自体が異なりますが、塩気や酸っぱさを苦手に感じる傾向があるようです。
ここ数年は、おにぎり専門店が激増しており、一般的な三角型ではない「サンドイッチ型」をメインに展開するお店まで登場しています。
今後も、これまでの固定概念にとらわれることなく、おにぎり文化は進化し続けていくことでしょう。
おにぎりを巡る2つの論争
【論争1】おにぎり派?おむすび派?
諸説ありますが「おにぎり」と「おむすび」は呼び方が違うだけで、はっきりとした違いはないとされています。
今では「おにぎり」と呼ぶ割合が圧倒的に多いのですが、コンビニが「おにぎり」として最初に普及し始めたことで、呼び名が定着したとも考えられています。
日本の昔話「おむすびころりん」では、おむすびが採用されている理由も気になるところですが、その理由を辿ることはできませんでした。
おむすびは宮中でも使われていた上品な言葉という一説があるため、もしかすると、上品で古風な雰囲気が、物語のタイトルには最適とされたのかもしれません。
【論争2】海苔はパリパリ派?しんなり派?
とある調査によると、パリパリ派が過半数を占める結果となっています。
しかし、ごはんと一体感がある家庭的な雰囲気は「しんなり」が勝ると考える人も、珍しくありません。
食べるシチュエーションによって、選び方が変わることもあるでしょう。
例えば「車内」で食べる場合、海苔のクズが散らばってしまうことが気になり、しんなりタイプのおにぎりを手に取ることも考えられます。
家庭でより美味しい海苔をいただきたいのならば、やはり1番摘みの海苔を選ぶことをおすすめします。
新茶と考え方は同じで、その年の始めに収穫されるものが、最も良質なんですね!
関連記事:新茶(一番茶)はなぜおいしいのか。
おにぎりは「緑茶」と相性抜群
緑茶とおにぎりは、鉄板の組み合わせ。
写真はYOGŪの「KUTOTEN」なのですが、まろやかな旨味とコクが特徴的な知覧茶は、ごはんの甘さに馴染まないわけがありません。
一般的なコーヒーなどのドリップバッグと比べると縦長で、お湯に浸りやすいようにできています。
関連記事:初心者でも手軽に本格的な煎茶を「ドリップバッグ茶」
お茶用ドリップバッグ(空袋)1枚入
趣がある急須も素敵ですが、手軽なドリップバッグで淹れてみるのも新たな楽しみ方ですね。
持ち歩きをする場合、新鮮な香りが損なわれたり、風味が酸化されてしまったりする心配もありますが、一煎パックとドリップバッグの組み合わせなら、いつでも淹れたてが味わえることでしょう。
余談ですが、普段はお茶を淹れるのに無関心の愛猫が、ずっとそばで見守っていました。
知覧茶は、猫までも夢中にさせるようです。
気になる「米離れ」
おにぎりの需要がある中で、少し意外に感じるかもしれませんが、実は「米離れ」が課題となっています。
一昔前と比べて、主食の選択肢が増えてきているのが理由の1つです。
パンやパスタといった主食はもちろん、最近では「完全食」にもニーズが高まっていますよね。
しかし「お米は好きだけど、時間がないから食べない」ということが、その裏側に潜んでるとすれば、もったいない気がしてなりません。
早炊きタイプや電子レンジで炊ける炊飯器も販売されていますので、機械の便利機能を最大限活用してみませんか?
YOGŪも推進パートナーとして参画しているニッポンフードシフトでも「おにぎりから日本を考える。」といった動画やコンテンツを発信したり、「おにぎりアイデアグランプリ」を開催し、日本の食をめぐる課題を解決するコンテンツを展開・進行中です。
ニッポンフードシフトとは?
まとめ
おにぎりの美味さは世界でも認められており、人気のツナマヨネーズや鮭の具材を筆頭に、様々なバリエーションが展開されています。
そんなおにぎりの呼び方や海苔の食感にまつわる論争では、「おにぎり派」や「パリパリ派」が優位とされています。
どちらもコンビニおにぎりの普及が、この論争に影響をもたらしているのでしょう。
緑茶とも相性抜群ですので、お気に入りのお茶とのマリアージュを楽しんでほしいものです。
少し手間のかかる緑茶の淹れ方やお米の炊き方も、工夫次第で美味しく時短できます。
自分の生活スタイルに合わせて見直していきましょう。