\ 和紅茶部 / 紅茶とも一味違う美味しさ
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ここ数年、アフタヌーンティーいわゆる「ヌン活」が、人気を集めていますよね。
最初は焼き菓子やスイーツがお目当てだったのに、気づけば紅茶の魅力にすっかりはまっていた方も多いのではないでしょうか?
本記事では、そんな紅茶好きさんたちを、日本の紅茶「和紅茶」の世界にご案内します。
普段飲む紅茶とも一味違う、和紅茶ならではの美味しさを知るきっかけにもなりますので、ぜひ最後までご覧ください。
世界で飲むお茶、日本で飲むお茶
「紅茶」は世界で最も飲まれているお茶です。
ITC(国際茶業委員会)の統計によれば、最も生産されているお茶は紅茶で55%、続いて緑茶が32%、その他が13%という結果になっています。
なんと、全体の割合の半分を占めている紅茶。その存在感には圧倒させられます。
一方、私たち日本人が最もよく飲むお茶は「緑茶」です。
このように、国によってお茶文化は異なりますが、紅茶と緑茶、そして後ほど詳しくご紹介する「和紅茶」には、大きな共通点があります。
それはチャノキ(茶の樹)から作られているということ。
見た目も味も全く違うのに、原料が一緒ということに驚かされませんか?
関連記事:緑茶と紅茶は同じなの?!
紅茶や和紅茶の場合は、緑茶と違って「発酵」の工程があります。緑茶には「ビタミンC」が含まれていますが、紅茶や和紅茶は、発酵に影響されるため、ビタミンCは含まれていません。
紅茶と和紅茶の違い
インドやスリランカなどの産地で作られるイメージが強い紅茶ですが、ここ日本でも「和紅茶」と呼ばれる国産の紅茶の普及が広まっています。
筆者が住む宮城県でも、川崎茶(かわさきちゃ)と呼ばれる和紅茶が、およそ130年ぶりに復活を遂げており、新たな特産品にしようとする動きも珍しくありません。
そんな和紅茶と紅茶の違いは、生産国が「日本」か「海外」かという違いもありますが、「チャノキの系統」にも違いがあるとされています。
和紅茶は、緑茶と同じ系統の「中国種」が、紅茶は「アッサム種」が主流になっているのです。
和紅茶用に開発された「べにふうき」と呼ばれる、中国種とアッサム種をかけ合わせた品種もありますが、一般的にアッサム種は寒さに弱く、日本の気候で作ることには適していません。
和紅茶はどうして甘いの?
和紅茶の多くは、テアニンなどの「アミノ酸」を豊富に含む「中国種」から作られています。
アミノ酸には、うまみや甘さをもたらす成分が含まれていることから、和紅茶は、渋みが少なく優しい甘さを感じることができます。
紅茶と言えばキレのよい渋みが特徴的ですが、和紅茶には「甘さ」を武器にした一味違う美味しさがあるのですね。
普段はストレートで飲むのは苦手という方にこそ、ぜひ1度和紅茶を試していただきたいものです。
もちろん、緑茶と同様に、作り手や産地によっても味わいは少しずつ異なりますので、飲み比べをしてみても面白いでしょう
YOGŪでも和紅茶が新登場!「余白」
2024年の4月から、4種類のティーバッグが、新たにYOGŪに仲間入りしました。
今回飲んでみたお茶は、しょうが和紅茶「余白」です。
朝の日差しを浴びながら、丁寧に飲み進めていきます。
窓辺は、筆者の愛猫のくつろぎスペースなのですが、今日ばかりは譲ってもらいました。
和紅茶の甘さが、しょうがのピリっと感を引き立てていて、なんともバランスのよい味わい!
しょうがの香りがほどよく主張されており、朝からほっと一息つけそうなフレーバーティーですよ。
しょうが紅茶は、ダイエットにも効果的と言われています。
紅茶ポリフェノールは脂肪の吸収を抑制し、しょうがの辛味成分は、基礎代謝を高めてくれるのだそうです。
美味しく自然と痩せ体質に近づけるとは、まさに一石二鳥ですね。
「休憩するきっかけをつくる」
YOGŪのお茶を入り口にして、皆さんも休み休みいきましょう。
まとめ
日本でお馴染みのお茶と言えば「緑茶」ですが、世界的には「紅茶」が最もよく飲まれています。
緑茶・紅茶・和紅茶には、チャノキから作られているという共通点があります。
和紅茶は日本の紅茶なので、チャノキの系統も「中国種」から作られているものが多いです。
キレが特徴的な紅茶とも違う、和紅茶の優しい甘さを堪能してみてはいかがでしょうか?
YOGŪのように、しょうがと和紅茶をかけ合わせるフレーバーティータイプも登場していますので、ぜひ皆さんのお気に入りを見つけてみてください。