【3択クイズ】何問正解できるかな?(お茶の歴史・文化編)

【3択クイズ】何問正解できるかな?(お茶の歴史・文化編)

【3択クイズ】何問正解できるかな?(お茶の歴史・文化編) 

日本茶の歴史や文化、どのくらい知っていますか?
実はお茶は、かつての天皇や戦国武将とも深く関わっていました。
今回は日本茶にまつわる「歴史・文化」の3択クイズをお届けします!
いまや当たり前の日本茶が、これまでどのようなストーリーを辿ってきたのかを覗いてみましょう。

✅ Q1.日本に初めてお茶が伝わったのは何時代?

A.縄文時代

B.平安時代

C.江戸時代





答え:B.平安時代

日本の歴史書「日本後紀」には、お茶に関する最も古い記録が残されています。
諸説ありますが、この記録から見てとれるかぎり、お茶が最初に伝わったのは「平安時代」。
当時僧侶の永忠(えいちゅう)が唐(現在の中国)に留学し、仏教を学びました。
その際「喫茶法」の文化も一緒に学んだ彼は、のちに嵯峨天皇にお茶を献上したことが記録されており、日本茶文化に大きな影響を与えたとされています。

 

✅ Q2.わび茶を大成した人物はだれ?

A.栄西

B.小堀遠州

C.千利休





答え:C.千利休

「わび茶」とは、派手さを避け、精神性や質素な美しさを大切にするお茶のスタイルのこと。
この考えの始まりは、室町時代の茶人「村田珠光」とされていて、千利休はわび茶を大成させ、のちの茶道の基礎をつくった人物として知られています。
当時の戦国武将である織田信長や豊臣秀吉とも深く関わり、政治の世界にも大きな影響を与えていたようです。
彼が大切にした「わび」の精神は、今も日本文化の中に生きています。

ちなみに、他の選択肢の人物はこんな人たち!
栄西:鎌倉時代の僧侶。留学で得たお茶の効能を広めるために「喫茶養生記」を書いたとされています。

小堀遠州:江戸時代の大名。千利休のわび茶とはスタイルが異なり、優雅な美しさを茶道に取り入れた人物です。彼のスタイルは「綺麗さび」と呼ばれています。

関連記事:「わびさび」を感じる時間3選

 

✅ Q3.日本で最も生産されているお茶の品種「やぶきた」は、どこで発見された? 

A.静岡県

B.京都府

C.鹿児島県





答え:A.静岡県

やぶきたは1908年、静岡県にて、農業技術者の杉山彦三郎により発見されたと言われています。
凍害に強く品質も安定していることから、全国的に広まり、今では日本で最も多く栽培されている品種です。
驚くことに、この貴重な原木は現存しており、静岡県の天然記念物に指定されています。

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✅ Q4.知覧茶で有名な「南九州市役所」に実在する、お茶の専門部署の名前は?

A.茶業課

B.茶業振興課

C.知覧茶推進課





答え:A.茶業課

鹿児島県南九州市には、全国では珍しい「茶業課」があり、お茶農家の支援や知覧茶のPRを行っています。
2024年、鹿児島県の荒茶生産量で初めて全国1位となり、静岡県や京都府を上回りました。
知覧茶の産地である南九州市は、この快挙に大きく貢献しており、生産量のおよそ半数を支えています。

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✅ Q5.オンライン受検できる日本茶検定は、いつから始まった? 

A.2009年

B.2013年

C.2018年




答え:A.2009年

日本茶検定は、2009年に「NPO法人日本茶インストラクター協会」によって創設され、誰でも気軽に受検できるオンライン形式の検定としてスタートしました。
2月・6月・10月の年3回に実施され、公式テキストから出題されます。
2025年7月に行われた検定は、記念すべき第50回目。
筆者も昨年の夏に受検しましたが、上の級を目指して再チャレンジしたいと思っています。

関連記事:お茶に関する検定・資格があるみたい 学びの秋にもいかが?




✅ あなたは何問正解できましたか?

Q1. 日本に初めてお茶が伝わったのは何時代?→平安時代

    僧侶の永忠が、嵯峨天皇にお茶を献上した記録「日本後紀」がある。

Q2. わび茶を大成した人物はだれ?→千利休

    天下人に仕えた千利休。精神性を重んじた「わび茶」は、現代まで受け継がれている。


Q3. 日本で最も生産されているお茶の品種「やぶきた」は、どこで発見された?→静岡県

    杉山彦三郎が発見し、現存する原木は県天然記念物に指定されている。


Q4. 知覧茶で有名な「南九州市役所」で実在する、お茶の専門部署の名前は?→茶業課

    全国的には珍しい 専門部署で、鹿児島の茶業発展に一躍買っている。


Q5. オンライン受検可能な日本茶検定は、いつから始まった?→2009年

    日本茶検定は2009年から新設され、年に3回受検可能な試験。

 

日本茶の文化がこれからも受け継がれていくように、YOGŪもこの地から、想いを込めて発信していきます。

※クイズの情報は、歴史資料・公的機関・日本茶関連団体の発表内容などをもとに作成しています。

 

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